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No.1 ヒヨドリ

【NO.1】 ヒヨドリ
( 鵯 、Hypsipetes amaurotis )
スズメ目 ヒヨドリ科  ヒヨドリ属


  

 写真提供 山田 氏

分布・・・日本、サハリン、朝鮮半島南部、
​     フィリピンの北部(ルソン島)
     日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られるが、他の地域では生息数は少ない。


 里山や公園など、ある程度樹木のある環境に多く生息し、都市部でも見られる。
 
日本では地域により周年見られるが、寒い地方では春と秋に渡りが確認され、秋には暖地へ移動する。
 おもに樹上で活動するが、捕食のため地上に降りることもある。
​ 飛ぶときは数回羽ばたくと翼をたたんで滑空するパターンを繰り返して飛ぶため、飛ぶ軌道は波型になる。
​ 繁殖期には果実に加え昆虫類を多く捕食する一方、非繁殖期には
果実がほとんどである。
 ツバキなどの花の蜜を好み、早春にはツバキに陣取り、花の蜜を求めて飛来するメジロなどを追い払う姿をよく見かける。